2010.02.23 Tuesday
ウチの佐藤と蓉子は、ん……まぁ、お互いに思いが成就した時点で非処女だったりするわけですが(ぶっちゃけすぎ)。
佐藤は佐藤で、「白きはなびら」に起因する悩みや後悔をずっと抱えていて、さらに人間関係にとても生真面目な人で、特定の誰かとタイトな関係になることが、困難な状態に陥っているのではなかろうかと思います。
人間というものはあんがい強(したた)かに出来ていて、若ければ若いほど、その若さでもって過去の困難を容易に乗り越えることができちゃったりしますし、年取ったら年取ったで、人生経験という名の下に開き直ってパワープレイで乗り越えちゃったりもします(笑)。
乗り越える人間は、たいがいどっちかのパターンですね。
コレを書いているワタシも然りで(笑)、若さとパワープレイでいろんな事を踏み倒しながら生きてきました。
……ずんどこまで落ちたら、乗り越えるしか道がなかった……が本音ですけども、それはともかく。
さて、佐藤はどっちのパターンかなと考えたときに、実際は後者なんだろうけども、ウチの佐藤はちょっとおバカなので前者だったという結論で、SSを展開させていたりします。
……じゃないと、そもそも『ウチの聖蓉』が成立しなくなるし。
ウチの蓉子さまは、いたってフツーの女性だと思います。もちろん佐藤も、僕にとっては、いたってフツーの女性なのですが(w。
ただ、困ったことに佐藤を好きになってしまって、それが原因でいろいろと苦労を背負い込んでいらっさる(w。
女性が好きな人ではなくて、単に佐藤が好き、という人。
その佐藤が自分と同じ女性だったというだけの人。
いますよね、そういう人。僕も過去の相方にそういう人いたし(そんなこと誰も聞いてねぇヨ!。
だから、佐藤とくっつく前にひとり、場合によっては複数の男性経験がおありの方として、『花ちゃんシリーズ(どんどん変な名前になっていくな)』『AnotherWorld』で共通設定してあります。
『鋼鉄の処女』でも良かったんですけど(わははは。
というか、『鋼鉄の処女』をなんとかしてオトしたい佐藤の話も面白いかもしれませぬ(ひでぇ。
いつものごとく、前置きが長いですね。
ここからが本題。
『白きはなびら』を引きずって誰ともタイトな関係になれない佐藤と、そんな佐藤が好きなばっかりに誰ひとりとして恋人を作ることが出来ない蓉子が、それを乗り越えていく課程。
今回のテーマは、実はコレでした。
それなのに。
第一章・佐藤を書き上げてみれば、「どーしてこうなった?」状態。
AnotherWorldの佐藤め。くそぅ。
軽いにもほどがある。
AnotherWorldの佐藤は、最初にそれとして書き上げた『それさえも~』の佐藤に多大な影響を受けてて、あの、ホントに困ってるんだか困ってるフリしてるだけなのかよーわからん、軽~い口調についついなってしまうのが、今のワタシの悩みだったりします。
これをクリアしないと、書けない話が1本あるので、なんとかしたい(w。<ホントに困ってるか? オマエも。
今回は当初の予定からずいぶん内容が変わってしまったSSでしたが、技術的な部分ではなんとかクリアできたので、まぁ及第点ってところでしょうかね。
ギリギリ42点…とか、そんな感じで(苦笑。
他にも、初々しい佐藤と蓉子を目指して書きたいなーとか、昨年の秋くらいからぽつぽつ思ってたんですが、風宴さまがめちゃくちゃ面白い『ういうい佐藤と蓉子』のSSを公開されているので、そっちでひとり夜中にニヨニヨしながら拝読させてもらって、満足しております(w。