ぼえぼえ―お道楽さま的日常生態

ぼえぼえ―お道楽さま的日常生態― STUDIO L Webん室

まぁ、いわゆる雑記。

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 さぁ、そろそろ悪いクセが出てきたぞ…と。



 そんなワケでクルマ屋さんである。お寺のお客さんは、まだまだ落ち着かないようだということで、私のぶーぶーのことを先に済まそうということになった。軽くお昼を食べてから、クルマ屋さんが乗ってきて放置して返ったという、くすんだ青と水色の中間みたいな色の軽トラックに乗って、私と久世さんは山を下りた。
 山道(さんどう)から出て右に曲がってそのまままっすぐ、県道を三キロメートルほど下ったところに“ふもとの集落”はある。たしかに午前中、そこを走ってお寺に帰ったのだった。うん、よくおぼえてますとも。でも、通りがけの道すじにクルマ屋さんがあるのには気が付かなかった……と思っていたら、着いてみればクルマ屋さんは、私が知ってるクルマ屋さんの姿じゃなかった。これは……一般的に自転車屋さんと言わないだろうか? あるいばバイク屋さん。……いや、違うな、よくわからない。
 でも、この店はよくおぼえてる。
 間口の半分はコンクリの土間で奥深そうな。残りの半分はガラス戸で中は見えるんだけど、自転車屋スクーターなんかがみっしり雑然と突っ込んであって、潰れた店なんだろうなーとか思いながら、この前を通ったのだから。
 すみません。潰れてなかった。ちゃんと営業してたみたい。ごめんなさい。
 心の中で思いっきり謝りながら、店の奥へ入り込んだ車から降りた。
 店の間口はやや大きめの車が一台ゆっくりと入る幅しかないのだけれど、天井の高い車庫くらいの大きさの屋根付き土間を抜けた先は、ちょっとした空間になってて、教室二つ分くらいの広さがあった。地面は舗装されてなかったけど、砂利が敷き詰められ、きっちりきれいに踏み固められてて、草はほとんど生えてなかった。
「カメちゃーん、車、持ってきましたよー」
 車から降りながら久世さんは、店部分から伸びている、たぶん住居部分に声をかけた。




 悪いクセ……それは、文章が増長しすぎということ(ピィ。
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