2010.03.11 Thursday
ひとつ前の記事を上げたあとで、今さらながら気がついたことがありました。
オイラですね、会話劇が好きなんすよ。
そして、これをよー描くのです。
会話劇が好きならば、どうして今まで文字で創作をしてこなかったんだろうと、ちょっと苦笑してみた。
……マンガを描くのが好きなのは間違いないんですが、「マンガにしてもあまり面白くないー。(動きが少なすぎるから)」……とお蔵入りさせたのが、ごっつあったりします。特に『セラムン』関連で。
コンテンツ公開のの用意はしてるんですけど……
全面改修中の『迷走惑星 4-merkur-』から
『マリみて』SSを始める数ヶ月前に書いたモノなので、ヘタクソです。文章が。今以上にヘタクソです。
以前、文章の師匠だった人にボロクソに言われました。
実はマンガ用に書いていたシナリオを元に小説へ書き直しをしたので、なんだか変なことにもなってます(w。
オイラですね、会話劇が好きなんすよ。
そして、これをよー描くのです。
会話劇が好きならば、どうして今まで文字で創作をしてこなかったんだろうと、ちょっと苦笑してみた。
……マンガを描くのが好きなのは間違いないんですが、「マンガにしてもあまり面白くないー。(動きが少なすぎるから)」……とお蔵入りさせたのが、ごっつあったりします。特に『セラムン』関連で。
コンテンツ公開のの用意はしてるんですけど……
全面改修中の『迷走惑星 4-merkur-』から
『マリみて』SSを始める数ヶ月前に書いたモノなので、ヘタクソです。文章が。今以上にヘタクソです。
以前、文章の師匠だった人にボロクソに言われました。
実はマンガ用に書いていたシナリオを元に小説へ書き直しをしたので、なんだか変なことにもなってます(w。
――わかっている。私が罪を犯していることは。
――でも、…でも…そんな目で私を見ないで……マーズ……
――お願い…でないと………私………
「――ちゃん……亜美ちゃん…………
……マーク!!」
強い声と激しく揺さぶられる感覚で、亜美は夢から急浮上した。目の前の暗がりの中で、心配そうにこちらを覗き込んでいるまことの顔だけが、ぼうっと浮かび上がり、視界いっぱいに広がっていた。
「……ジュ………ま…こ、ちゃ……」
声を出そうとして、その時初めて自分の息が、呼吸もままならないほどに上がっているのに気が付いた。顔の上からまことの声が降ってくる。
「大丈夫かい?……なんか悪い夢見た?」
まことに声にはやや安堵の響きが混じっていた。たぶんうなされていたか、夢の中同様に呼吸困難に陥っていたのだろう。まことを安心させるよう言葉をつむごうとしたが、実際に声に出たのは意に反した言葉だった。
「あんまし……大丈夫…じゃ、ないかも……」
まだ息が落ち着かない。声もかすれ気味で、あえぎあえぎ何とか喋ることができた感じだった。
それに、まことが驚いたのであろう、何かを取り繕う時のクセでよくやるように頭頂部をくしゃくしゃと何度かかき回し、それからほんのちょっと遠慮がちに訊いてきた。
「え……と……その……。……横、上がってもいいかな?」
亜美は一瞬、まことが何を言いたいのかわからず、
「え?…」
と聞き返したが、その間にまことはするりとベッドに上がりってきて、亜美の横に滑り込んだ。
「…え?何…?? まこちゃ……きゃっ!」
「抱いたげよっか?」
そう聞こえた瞬間、亜美の世界が目の前でぐるりと回った。
気が付いたときには、亜美はまことに抱きかかえられていた。まるでクマのぬいぐるみをひょい…と自分の上に抱きかかえるような、そんな速さだったし、そんな風情だった。
いきなりのことに、亜美はどうしていいかわからない。
「え?…ちょ……ちょっと……まこちゃ……」
「抱っこだよ、単に抱っこ」
うふふ…と照れたように笑うまことの声が、亜美の右耳に密着したまことの胸部から響いてきた。
「人恋しいとさ、なにやってもぐるぐる回っちゃうんだよね…。抱っこされたからといって、何が変わるわけでもないんだけどさ。」
淡々とはしているが、じんわりと暖かい響きを持つまことの声は、亜美の中に染み通ってきはじめる。亜美はその声に全身の緊張が解けるのを感じ、抱かれるままにまことに体を預け、ゆっくりと目をつぶった。
……比較的に破綻が少ない部分を出してみました。
この後、まこちと亜美っこが抱き合ったまま延々と動かずに会話し続けるという、マンガにしても面白くもくそもないお話だったのです(w。
読み返すたんびに、「あひゃ~~~!」と床をのたうち回りたくなります(いろんな意味で。
もういっそ、最初っから書き直した方がいんでねぇ?……とかも、思ったりしますが、それをやったら、たぶんボリュームが倍近くになりそうな気がしますよ。
現時点で80枚くらい(編集用の超改行を外して換算)。文庫本1冊分くらいのネタが入ってるけど、亜美っこが延々と一人で悩んでる話は、誰も見たくなかろう。