2005.01.01 Saturday
(2014.04.07 記述)
15年ほど前のことです。
私は一匹の白い猫と出会いました。
そののち長く付き合うことになった人が飼っている猫でした。
その時点ですでに12~13歳。
おばあちゃん猫でした。
名前はスズさん。
このスズさん、2005年に我が家にやって来て、2年ちょっと一緒に暮らしました。
スズさんの飼い主が東京に転勤になり、彼女の家に留守番代わりに住むようになった子が生き物を飼ったことがなかったからです。
すでにスズさんは18歳になっていました。
高齢の猫のため、いきなり具合が悪くなる可能性が捨てきれませんでした。
当時我が家は、2年くらい前に瞭子ちゃんが亡くなり、猫切れしている時期で、スズさんを連れて帰っても先住猫がいるわけではないので、問題なかったのです。
またその半年くらい前に、アミノ先生が動物病院を開院したばかりで(開院直前に病院が出来てるーと様子を見にいって、猫もいない状態なのに「いつかお世話になると思います」と挨拶までしてたw)、24時間対応してくれる獣医さんが近所にあるという安心感もありました。
かくしてスズさんは、無敵母の反対を無視して我が家にやって来た上に、アミノ動物病院で大いにお世話になることになりました。
一緒に一つ屋根の下で暮らすようになって約2年後、スズさんは我が家で亡くなりました。
ウチの敷地内で亡くなった子たちはみんな我が家の庭のどこかに埋められて土に還るのが慣例でしたが、スズさんだけはお骨にして、もとの飼い主の元に返しました。
スズさんのお骨は何一つ手元に残りませんでしたが、無敵母が作ってやったスズさんの形見は何枚も手元に残っています。
毛を舐めすぎてハゲをつくるので、それをやらないようにとカラーを付けてましたが、重そうだしいかにも病人っぽいからと、色とりどりの布で手縫いしたハゲ避け首巻きです(w。
捨てようかと思いつつ捨てられない。
かさばるものでなし、まぁいいかと、手元に残しています。
2014.04.07