ぼえぼえ―お道楽さま的日常生態

ぼえぼえ―お道楽さま的日常生態― STUDIO L Webん室

まぁ、いわゆる雑記。

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 ―前口上―

 これは2004年8月に開催された、「コミックマーケット」…通称夏コミに参加したときの記録である。
2.雅、船内で画策する
 夜中にビニールの甲高い音で目が覚めたとか、ボードゲームに興じている声に起こされたとか、んなこたどうでもいいんですけど、他人サマの段ボール荷物の上の棚に、(たぶん)氷ものが入った―自分たちの飲み物を氷状のもので冷やしていたように思われる―ビニール袋(その音もうるさいし)を置くっちゅーのはどういう了見か。世の中には折りたたみ式のクーラーバッグっちゅー便利な物があるんだから、それにしてくれ。
 自分の寝ていたところに水が滴ってきたので、飛び起きて何ごとかと見てみると、そんな状態。もちろん水漏れバッチシ状態で、ワタシゃ干してた自分のタオルでそこら中を拭くやら、それ以上水が落ちてこないように目止めするやら…それが朝の3:00頃ですよ、奥さん。
 ……本が濡れなくて良かった……(本音)
 どうやらご本人たちは「キャンプ好きで旅上手」のような口ぶりでしたが、他人サマのことを考えないヤツは、旅上手とは言わんのだよ、明智くん。下船後に取り残された、グシャグチャに丸められた毛布たちがもの悲しかったです…。

 さて、出航したその日は、夕ご飯を食べてお風呂に入って、船の中を探検したらすぐに消灯の時間がやってきます。このあたりは関西方面へ行くフェリーと全く同じです。
 今回は日常身の回り品をなるべく減らす努力をしたので、食料などは持ち込んでいません。…それ以前に混んでそうだったし、船室では食べられないだろうとふんでいたので、その分の食費を持っていきました。そんなワケで船の食堂へGO!
 オーシャン東急の食堂は、おかずチョイス型定食屋様式になっていて、メニューも豊富でした。おかげで食べ飽きると言うことがなかった。しかし、小メシでも雅にはでかすぎます。仕方がないので、ご飯をもらうときに「ご飯、1/3にしてくらさい」「減らしてもお値段変わりませんよ」「いいです、それで~」という会話を、往復中なんどしたことか。ご飯のおにーちゃん行きも帰りも同じ人だったんだから、もちっと気の利いたことを言って欲しかった。帰りの便で「この人、行きにも乗っていたよなぁ?あれー?」って顔をしたの、ワシ、ばっちり見ちゃったんだけど。ねぇ?

 食べきれないほどのおかずをなんとか制覇して、お腹もいっぱいになったところでお風呂です。フェリーのお風呂は広いから好きなのでした。揺れに合わせて波が立つのも面白い。さっさか用意してお風呂へGO! 頭もすぐに乾くように、事前にヒヨコのように短く切っているので、遠慮なくザブザブ洗います。カーテンも開けて、夜景を見ながら、寝る直前まで風呂につかってました。かっぽーん…。

 風呂から上がって歯を磨いているときに、雅はふとあることに気が付きました。
 ―腕に日焼けの線がある―
 今年はTシャツでほとんどを過ごしていたので、袖の境目がくっきりと白黒に別れているではありませんか。今回会場で着るべく用意した服はノースリーブの、スターズではるかがみちるとペアルックできていたアレ(SOU子ちゃん製)ですから、この線の入った腕を曝すのはちと恥ずかしいんではないかい?…と思ってしまったんですね。
 …ということで、計画発動。

 明日、天気が良かったら甲板で焼いちゃおう!(短絡思考)どうせヒマだし。

 これがのちのちヒドイことになるとは、この時点で雅は知るよしもなかったのでした。
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