ぼえぼえ―お道楽さま的日常生態

　ワタシがひと月近く愛宕で餅焼きしている間に、
無敵母が『テニプリ』のファンになっていた。
　…手塚部長のファンらしいです。

　「めがねのコーチのおにーちゃん（以下略）」
　それ、コーチじゃなくて、部長です。ついでにこいつら、中学生ですから。はい。

　「チャンネルかえちゃりぃ。アレ観るとたい……『テニスの王子様』」
　と言われた時、手にしていたリモコンを取り落としてしまいました。マジに。……いつものことながら、侮れないです、無敵母。おかげで、一太郎と花子の販売停止・破棄処分の件が、いっぺんに吹っ飛んでいってしまったよ。



　例の判決（アイコン特許）は、JUST側が控訴したので、「バージョン2005」は問題なく発売されそーです。…よかったね、仮処分付けられなくて。
　パソコンを触り始めの頃から13年、太郎とATOKを使っている自分は、JUSTSYSTEMがつぶれたらとても困る人ちゅーか、死活問題な人なので、とりあえず『ATOK2005』を購入しようかと思っています（『一太郎』を買ってあげられればいいんだけど、今の時点ではイラナイしのぉ…）。平成の大合併が収まっていない今、ATOKのバージョン上げるのはどうかとは思うんですけどね（郵便番号辞書をまたバージョンアップしないとアカンのは、ちょっと…ねぇ）

　「バルーンヘルプの機能の特許に対する特許法違反」についての論点が、「特許出願に『アイコン』と明記してあるから、JUSTSYSTEMが使用しているのは、アイコンか否か」などというある意味低俗な論点で争われて、司法は「絵文字使ってるからアレはアイコン」という、重箱の隅をつついてアラを探したような判断をしたわけですが、裁判長はこれまたアレな方ですし、これは高裁で逆転判決が出るんではないだろうかと……いやいや、JUSTSYSTEMに逆転勝訴してほしいところです。個人的に。

　バルーンヘルプなんちゅー機能は、Windowsの標準機能ですが、機能そのものはファミコンソフトの一部にも使われていた、ある意味既存技術なので、「これはホンマに松下が独自開発したモノか？」という根本的な疑問もあったりします。…ま、日本の特許法や著作権法は、実はずいぶん穴だらけのシロモノなので、開発者しか特許権を主張できない…というようなことはございません。つまりは、全く赤の他人でも特許取った方が勝ちなんですな。……特許というよりは「考え方の範疇」に入るモノではないんか？、と思われるだけに、モニョモニョする一件です。

　まーとにかく。JUSTSYSTEMを個人的な理由で応援しております。一太郎がなくなったら、死活問題だよ、自分。