ぼえぼえ―お道楽さま的日常生態

ぼえぼえ―お道楽さま的日常生態― STUDIO L Webん室

まぁ、いわゆる雑記。

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 さて、じっくり考えてみよう。いったい何がいけなかったのか。



 1.鉄板の熱しすぎ

 2.生地の濃さ

 3.手際………。



 ということで、対策を考えてみる。
 1.鉄板は熱したら火をとろ火にして冷まさないように、かつ熱しすぎないように調整する。

 2.生地はもっとゆるくてよい。

 3.こればっかしは回数こなすしかねーだしょ。



 てなことで、今日もまた挑戦。材料は昨日と一緒。

 失敗してもとにかく手を動かすべし…とは絵にも模型にも通じるものがあるな、などと納得しながら作業開始。

 粉は昨日と同じ量。ただし、水は2.1倍



 鉄板が十分熱しきったところで生地を入れ、待つ…待つ……

待つ………………待つ…………………。



待つ…………………………………………………………………。



 ……今度は火が弱すぎたらしい、イヤ、生地もちょっとゆるすぎたか?



 待てども待てどもたこ焼きの表面は固まらない。気持ちはじりじりしてくるばかり。腹の虫はグーグー鳴りっぱなしだったりもする(苦笑)



 竹串でたこ焼きの周りをぐりぐり触ってみるが、いっこうに固まる気配はない。

 「やはり火を強めるべきか?」

 しかしちょっと待て、ここで火力を上げれば間違いなく鉄板にたこ焼きに生地がくっつくのは目に見えている。さて、どうするべきか………。



 引くか押すか……。



 ちょっとだけ押してみることにする(をい)

 火を20秒間強くして、すかさず弱火に戻す………………やっぱりくっついてしまったらしい。

 中身だけが回ってしまった。

 それでも真ん中の4つだけが何とか回るようになった。他は依然として回せそうにもない

(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T△T)

 何の因果で腹を空かせたまま40分近くもたこ焼き(未満)の前に座っていなければならないんだろう……。

 しゃーないので焼けていくサマをじっくりと観察する。…そして気づく。



「たこ焼きってまるいもんじゃ焼きだ……」(乱暴な結論)



 皮はさくっと中はとろとろ…これって「もんじゃ焼き」でないかい?え?ちがう?



 かくして、全部のたこ焼きが焼けあがったのは、作業開始からゆうに1時間が経過したあとのお話であった。

 時間をかけ(すぎ)た代償として、ワタシはたこ焼きを丸くする技術を完全に会得した。

 だが、長時間たこ焼き臭にさらされたことによる胸やけで食欲も失っていたので、なんの慰めにもならなかった………。
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