ぼえぼえ―お道楽さま的日常生態

ぼえぼえ―お道楽さま的日常生態― STUDIO L Webん室

まぁ、いわゆる雑記。

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 最初に白状せねばなるまい。ワタクシのたこ焼き歴は微々たるモノであることを。

 それも十数年前に数回焼いたことがあるだけ…だったりするのだ。そんなヤツがたこ焼きを焼こうなんざぁ100万年くらい早そうだが、鉄板がやってきてしまった今はそうも言ってはいられない。世界一美味いたこ焼きを目指して、いざ、突進!
 すでに鉄板は油焼きをしてあって準備万端。その鉄板を火にかけつつ、まずは材料を出して、切る。タコは足をなるべく同じ大きさになるよーに、紅しょうがはみじん切りに、天かすは袋の口を大きく開けて取り出しやすく、青のりごまも然り。そして最後は生地……。



 粉に対する水加減がわからない。いつもならドカッとボールに粉を入れ、ザバッと水を混ぜてぐりぐりかき回すのだが今回はそーもいかない。しゃーないのでやや屈辱を感じながらマニュアルを見る。



粉1/2袋(50個分)』  



 

 (´꒪ω꒪)………。





 そう、今回買ったたこ焼き粉は一袋で100個もできてしまうという強者であったのだ。

 ワタシはこれから展開されるであろう地獄の入り口を刹那見た気がした。





 気を取り直して粉を量る。とりあえず25個分でよいな、と粉を1/4袋、軽量秤(!)ではかり、水も計量カップで量って入れる。

 「…なんか濃そう…ちょっと水足そう」

 じょばっと10ccほど水を足し、準備万端できたところで、おもむろに鉄板に生地を…………



 じゅわぁああああああああああ……



…っと流し込む。



 手際よく全体に流し込んでこれまた手際よくタコを一穴一穴に放り込み、青のりを入れ、ごまを入れ、紅しょうがを入れ、天かすを山盛り入れた………と思った。

 ところが、鉄板が熱すぎたのか生地が濃すぎたのか(たぶんその両方)天かすを乗せ終わったころには、哀れ生地はがっちがちに固まっていた。



 (´おωお)ぅ……



 とりあえず皿に出してみる。小さな彗星帝国(たこ焼き風味)が16個、皿の上にてんこ盛りとなる。



 ……彗星帝国16個は、なかなかのボリュームで胃を直撃したのは言うまでもない。
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