ぼえぼえ―お道楽さま的日常生態

ぼえぼえ―お道楽さま的日常生態― STUDIO L Webん室

まぁ、いわゆる雑記。

<< 珍事二態。 : main : デジタル作業の良いところ~。 >>
「ウィニー無罪」賛否…著作権侵害絶えぬ中
10月8日13時53分配信 読売新聞


 ファイル共有ソフト「Winny(ウィニー)」を開発し、インターネット上で公開した元東京大大学院助手・金子勇被告(39)を逆転無罪とした8日の大阪高裁判決。小倉正三裁判長は、金子被告が「著作権侵害をする者が出る可能性を認識していた」としながらも、侵害を積極的に勧めたわけではないと、ほう助罪の適用を否定した。

 ウィニーなどファイル共有ソフトによる著作権侵害が横行し、個人情報の流出など様々な弊害が出ている中、今回の無罪判決は関係者に波紋を広げている。

yahoo!ニュース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091008-00000683-yom-soci
web魚拓


 2006年12月13日に京都地裁にて、諸作件法違反幇助の有罪判決を受けて即日控訴していたWinnyの製作者47氏ですが、2009年10月8日 大阪高裁により逆転無罪となったニュースが飛び込んできました。
 逮捕・基礎の理由および一審判決については、自分的に納得がいかなかったので、今回の判決は至極妥当だとは思いますが、これがさらに最高裁に持ち込まれたら、もしかしたら再逆転になったりするんじゃないだろうかとか、ちょこっと心配だったりもします。

 Winnyについては、ファイル共有ソフトというだけであって、あくまでもツールなワケで。これを開発したら著作権侵害幇助に当たるというのであれば、世の中には著作権侵害幇助をするソフト・サイトはそれこそ山のようにあるわけで。そして動画共有サイトとかも該当するやんかと。

 自分的にこの事件(?)、多分にスケープゴート的な面が大きいのではないかと、当時から考えておりますのですよ。
 ぶっちゃけた話、この最初のニュースが飛び込んできたときの率直な感想は

 『また京都府警か!』

だったですしね。著作権侵害うんぬんとくれば、もう京都府警しか思い浮かばないくらい、こちらさまは著作権関係に血マナコ上げてるイメージが。
 …専門の部署とかあるんやろか?(よーしらん。

 nyにもスカイプにも使われているP2Pという通信方法はすんごく有用だと思うのです。
 現在、スカイプで繋がった同士であれば、オンラインストレージを使わずにダイレクトにかつ高速にファイルをやりとりして、作業の効率化に貢献してもらってますし。
 それはともかく。


 私個人としては、Winnyの開発が悪いんではなくて、それを悪用する方こそに問題があると思ってます。
 一時期、すでに休刊(廃刊かもしれん)になっている某ネット雑誌なんかに『悪用厳禁!』と銘打って、ファイル共有ソフトと使った映画や音楽、ゲームなどのファイル取得方法が大々的に掲載されてた時代もありましたしね。アレは本屋で見て眉をひそめたもんです。
 それこそ著作権侵害幇助じゃねーかと思うわけです。

 そういう出版社とかには何もペナルティがなくて、ソフトの開発者が訴えられるという事態に、今後の有用なソフト類を開発する(しようとする)人たちを挫くような判決が出たときは、暗澹な気持ちになったものでしたが、今回の逆転無罪の判決は、ソフト開発等にあらたな光をもたらせてくれるんじゃないかと、ちょこっと期待してます。


 ……問題は、上告された場合に、最高裁がどういった判断を下すかということですが。




 そのあたりを気にしつつ、もう少しことの成り行きを見守っていきたいと思っています。


【参考】
 Winny:Wikipedia
 P2P(Peer to Peer):Wikipedia

 逮捕・基礎の理由および一審判決については、自分的に納得がいかなかったので、今回の判決は至極妥当だとは思いますが、これがさらに最高裁に持ち込まれたら、もしかしたら再逆転になったりするんじゃないだろうかとか、ちょこっと心配だったりもします。

 Winnyについては、ファイル共有ソフトというだけであって、あくまでもツールなワケで。これを開発したら著作権侵害幇助に当たるというのであれば、世の中には著作権侵害幇助をするソフト・サイトはそれこそ山のようにあるわけで。そして動画共有サイトとかも該当するやんかと。

 自分的にこの事件(?)、多分にスケープゴート的な面が大きいのではないかと、当時から考えておりますのですよ。
 ぶっちゃけた話、この最初のニュースが飛び込んできたときの率直な感想は

 『また京都府警か!』

だったですしね。著作権侵害うんぬんとくれば、もう京都府警しか思い浮かばないくらい、こちらさまは著作権関係に血マナコ上げてるイメージが。
 …専門の部署とかあるんやろか?(よーしらん。

 nyにもスカイプにも使われているP2Pという通信方法はすんごく有用だと思うのです。
 現在、スカイプで繋がった同士であれば、オンラインストレージを使わずにダイレクトにかつ高速にファイルをやりとりして、作業の効率化に貢献してもらってますし。
 それはともかく。


 私個人としては、Winnyの開発が悪いんではなくて、それを悪用する方こそに問題があると思ってます。
 一時期、すでに休刊(廃刊かもしれん)になっている某ネット雑誌なんかに『悪用厳禁!』と銘打って、ファイル共有ソフトと使った映画や音楽、ゲームなどのファイル取得方法が大々的に掲載されてた時代もありましたしね。アレは本屋で見て眉をひそめたもんです。
 それこそ著作権侵害幇助じゃねーかと思うわけです。

 そういう出版社とかには何もペナルティがなくて、ソフトの開発者が訴えられるという事態に、今後の有用なソフト類を開発する(しようとする)人たちを挫くような判決が出たときは、暗澹な気持ちになったものでしたが、今回の逆転無罪の判決は、ソフト開発等にあらたな光をもたらせてくれるんじゃないかと、ちょこっと期待してます。


 ……問題は、上告された場合に、最高裁がどういった判断を下すかということですが。




 そのあたりを気にしつつ、もう少しことの成り行きを見守っていきたいと思っています。


【参考】
 Winny:Wikipedia
 P2P(Peer to Peer):Wikipedia
拍手送信フォーム
PC関連 ヨタヨタ話。


page top