ぼえぼえ―お道楽さま的日常生態

ぼえぼえ―お道楽さま的日常生態― STUDIO L Webん室

まぁ、いわゆる雑記。

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 今年(2004年)の1月の話である。
 まずは承前。

 『セラミュー』東京公演に行くために出稼ぎ先から休みを取って自宅に帰ったら、ホンモノの虎屋の羊羹(化粧箱入り…でも一本だけ…が、台所に置いてあった。



 どーやら前に無敵母が、小城羊羹をもらった人に、袋だけ虎屋の羊羹を拝んだおバカの話をしたら、大そう面白がって、

 「そげ(そんなに)悔やんだ(この場合は「悲しがる」とか「残念がる」の意として使われる筑豊弁)なら、また貰ろうたけんやろうタイ」

と、化粧箱入り(2本組)のうちの一本を丸々くれたらしい。 



 …しかしすでに羊羹は開封してあり、端から数センチがなくなっていた。



 嫌な予感はしたが、どーせ(´ΦωΦ)は甘いものは食べれない。羊羹だって虎屋だからこそ2cmばかり食べることができる程度だ。とりあえずその日は、間違いなく食べきれる量…つまり5mm程度を包丁で切り取り、大量のお茶を飲みつつご相伴にあずかった。



 ―うむ、虎屋は大変美味である。美味なものは疲れも取れるし、心までも晴れやかにするな。(もぐもぐ)―







 そして本番。

 (´ΦωΦ)は次の日機上の人となり、『セラミュー』を腹いっぱい堪能したあと自宅に帰ってきた。

 冷蔵庫を開ける…。虎屋の化粧箱を開ける…



 …どこにもない …(お約束)



 「かーちゃん、虎屋のアレは?」

 「…ん?…ああ、もう食べてしもた。美味しいもんがいつまでもあるワケないやないね(…ん?…ああ、もう食べてしまったよ。美味しいものがいつまでもあるはずはないでしょう)」



 文字通り、「しれ」っと言ったね、母は。



 「(="=#)……残しといてって言ったやんねー(実はすごく怒っている模様)」

 「そーやったかね?(どこ吹く風~)」



 …状況からいって、虎屋の羊羹はワタシが貰ったよーなもんだと思うんですが? 





 (´ΦωΦ)が東京に行っていた約2日間で、残りの虎屋の羊羹は無敵母の腹に収まっていったらしい。

 …結局、オイラが食べた虎屋の羊羹は、東京へ行く前日に食べた5mm(厚さ)だけでありました…とさ。 
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